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「Returbull　＃守るを繋ぐ」は、岡山県倉敷市で官公庁制服の製造販売を行っている大和被服株式会社がSDGsの取り組みとして展開するファクトリーブランドです。

2021年より大和被服では企業として取り組むべきSDGsを模索して参りました、そんな折、岡山市消防局より廃棄となる消防服について再活用が出来ないかとのお声がけをいただきます。従来までの製品を納入したら完了というサイクルを見直し、納入した制服のその後にも責任を負うというカタチを確立することこそが大和被服のSDGsへの取り組みに繋がると廃棄防火服の再活用を始めました。

2021年9月には廃棄防火服から防災頭巾を製作し、岡山市消防局と協働で岡山市立大元小学校へ防災頭巾100枚を寄附させていただきました。その際に消防服には災害を守ってきた隊員一人ひとりの想いがあり、それを受け取る子どもは心理的安心感を得ることが出来ると知りました。服のリサイクルではなく、廃棄消防服の再活用は消防隊員の想いを繋ぐことを目的とし、ブランドコンセプトを「＃守るを繋ぐ」と決めました。

日本全国で活躍する消防士の数はおよそ16万人と言われています。その内年間で廃棄される制服の量は公式に発表されてはおりませんが、仮に全体の1割としても約1万着以上が捨てられていることになります。この再生可能資源を無駄にしないことを目指しております。

Returbullの商品を購入された方には、消防士の命を守ってきた服の再活用品であるという「安心感」、そして生地の特徴を活かした商品の「実用性」を感じていただければと思います。